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2004年10月09日
大野ひろゆき写真展 『埼玉の分校』 (10月5~31日、東京四ツ谷)
昨年5月に小川町立図書館で写真展を開かれた、フリーフォトジャーナリストの大野ひろゆきさんの写真展が、10月31日まで東京四ツ谷の“ポートレートギャラリー”で開催されます。
昨年の写真展では、小川小学校下里分校をはじめ、埼玉各地の分校を舞台に20年間にわたって撮影された100点余りの白黒作品が展示され、好評を博しました。
○大野広幸写真の世界 夢・希望・明日
(大野さんのフォトギャラリーサイトです)
トップページ:http://www.sakura-japan.com/
大野ひろゆき写真展「埼玉の分校」-昭和から平成-:
http://www1.odn.ne.jp/~cbs95850/bunkou-2004.html
大野さんは同じ埼玉県の旧名栗村(現飯能市の一部)のご出身で、今も県内の入間市にお住まいです。
20年ほど前まだ学生だった頃、小川町や東秩父村など県内をはじめ首都圏周辺の小学校分校を訪れ、自然の中で生き生きと学び遊ぶ子供たちの姿に強く惹かれたそうです。そこにはご自身が少年時代に体験した多くの大切なものが、そのまま残っていたからでした。
特に当時の下里分校は、ほかの地方の分校に比べ生徒数も多く活気があり、山も川も間近。なにより都心からとても近い所に、こうした環境が当たり前のようにあることに驚かれたのだそうです。
それからはずっと、多忙なお仕事の合間を縫って、分校での写真を撮り続けてこられたそうです。
今回の写真展でも、約20年前の、昭和の終わり頃から平成にかけての数年間に撮影された中から厳選した、未発表作品を含む100点余りの作品が展示されています。
すべて大野さん自らが丹精込めて現像、引伸ばしをした美しい白黒写真です。
白黒だからこそ、子供たちを包んでいた光や空気、風や水や大地の輝きが、時も距離も超え目の前に伝わってくるのが感じられることと思います。
小川町での写真展をご覧になれなかった方も、ぜひこの機会にご覧になってください。
大野ひろゆき写真展 『埼玉の分校 -昭和から平成-』
【期間】 10月5日(火)~10月31日(日) (12・18・25日は休館)
【会場】 (社)日本写真文化協会(ポートレートギャラリー) 入場無料
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7(日本写真会館5階)
電話 03-3351-2463
四ツ谷駅 JR線 四ツ谷口より徒歩3分
同 地下鉄丸の内線 1番出口より徒歩5分
同 地下鉄南北線 2番出口より徒歩3分
○公式サイト:http://www.sha-bunkyo.or.jp/gallery/0409/port.html
★写真集のご案内(お薦めです!)
大野ひろゆき写真集 『ぼくらの分校』
A4判・定価(本体4,900円+税)
ISBN4-946486-29-1
邑心文庫(ゆうしんぶんこ)発行
〒369-0015 埼玉県北足立郡吹上町本町1-4-12 電話048-548-4478
昨年5月に小川町立図書館で開催された写真展の展示作品すべてを収録した、美しい印刷の写真集です。お近くの書店で注文できます。
(小川町立図書館1階の“地域資・行政資料コーナー”でも閲覧することができます。)
*『比企の里だより ~今日この頃~』2004年12月22日付関連記事:
『写真集・里山に育む -和紙の町・分校の日々-』出版
(小川町の大木さん)
http://sato.hiki-life.net/archives/2004/12/post_115.html
項目: 展覧会
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